■プロ野球 DeNA 1-6 中日(10日・横浜スタジアム)

DeNAは中日に敗れ3連敗。前日の試合でも黒星を喫し首位陥落。先発・小園健太(21)はプロ3年目にして初先発。オープン戦では3試合登板し防御率2.25。4日の二軍戦では5回無失点の好投をし結果を残している。小園はこの試合で初回に5番・細川成也(25)に適時打を放たれ先制を許す。さらに2回にも2点、3回にも2点を奪われ序盤に痛い5失点。小園は3回途中7安打5失点とプロ初先発は悔しい結果で終わった。打線は7回まで無安打に倒れるなど振るわず。8回には満塁の好機も無得点に終わり、チャンスを活かせず。

1回、先発の小園は中日の先頭・三好大倫(26)を三振、2番・田中幹也(23)を四球を与えるも3番・高橋周平(30)を二ゴロに。しかし4番・中田翔(34)にこの回2つ目の四球、続く5番・細川に左適時打を打ち込まれると先制を許した。6番・上林誠知(28)は空振り三振に仕留め、最少失点で凌いだ。

その裏、中日の先発・松葉貴大(33)に対し、先頭・度会隆輝(21)は中飛、2番・オースティンは左飛に。3番・佐野恵太(29)は四球を選び、2死一塁から4番・牧秀悟(25)は遊ゴロに打ち取られ、無得点に。

2回表、中日の7番・木下拓哉(32)に中安打で出塁されると続く8番・村松開人(23)の三塁側へのセーフティバントは内野安打となり、無死一、二塁。9番・松葉も内野安打で出塁すると無死満塁となった。打順は2巡目を迎え、1番・三好を三振に取り1死を奪うも2番・田中の二ゴロの間に追加点の本塁を踏まれ、2ー0に。さらに3番・高橋には一塁への内野安打を許し、3点目を与えた。

3回には6番・上林に四球、7番・木下に内野安打を許し2死一、二塁とすると9番・松葉に右適時打を放たれるなど2失点。2番手・石川達也(25)が救援で登板するも点差は突き放された。小園は3回途中5失点とプロ初先発はほろ苦デビューとなった。

5点を追う3回の裏、1死から9番・石川の代打で梶原昂希(24)が右安打で出塁すると盗塁。1番・度会の二ゴロの間に梶原は三塁に進むと2番・オースティンにレフトへの適時二塁打が飛び出し、1点を返した。

中盤の6回、DeNAは3番手で登板した中川颯(25)が2死三塁から4番・中田に左適時打を浴び、6ー1に。

7回までDeNA打線は中日の投手陣の前に安打が生まれず。しかし8回、2死から1番・度会の中安打、3番・佐野の右安打などで満塁の好機を作るも4番・牧は右飛に倒れ無得点に終わった。

そのまま9回はチャンスを作ることができず、試合終了。チームは3連敗となった。

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