物価の上昇を反映した10月の実質賃金は速報値から下方修正し、3カ月連続のマイナスとなりました。
厚生労働省が公表した10月の「毎月勤労統計調査」では、働く人1人当たりの「現金給与総額(名目賃金)」は前の年の同じ月と比べて2.2%増え、29万2430円でした。
一方、物価の変動を反映した「実質賃金」は、速報値では前年と同じ水準でしたが、下方修正し0.4%減少して3カ月連続のマイナスとなりました。
物価高などの影響があるとみられます。
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