米グーグルは10日、日米間の海底ケーブルの敷設に新たに10億ドル(約1500億円)を投資すると発表した。岸田文雄首相の訪米に合わせ、連携強化と日本のデジタル化への貢献姿勢をアピールした。
日本と北マリアナ諸島、グアムをつなぐケーブルと日本とハワイをつなぐケーブルを新たに敷設するほか、他のケーブルも延伸して日米間の通信ルートを拡張する。日本側の接続地点は、三重県志摩市と茨城県高萩市になるという。
グーグルは「米国と日本、そして太平洋諸国とのデジタル接続の信頼性を高める」と述べた。ケーブル敷設にはNECやKDDIなども協力する。(共同)
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