関東一円で相次ぐ強盗事件などの影響で、24時間態勢で対応する大手警備会社「セコム」のコールセンターには、いま問い合わせが殺到しています。

 (問い合わせに対応するオペレーター)「今回の連続強盗の関係で、ステッカーを貼って(警備を)強化したいということですね」

 (オペレーター)「本日も頻繁に(問い合わせの)連絡をいただきまして、いずれもかなり不安に感じていて『急いで資料が欲しい』と」

 自宅を警備する新規契約の問い合わせが、ここ1週間で通常時の約8倍に増加。現在、全ての問い合わせに対応しきれない状態だと言います。
 
 防犯意識の高まりは、関西でも。ホームセンター「ハンズマン松原店」では、防犯グッズコーナーでその使い方を尋ねる利用者の姿が。

 (客)「被害に遭われた方が多いでしょ?治安が悪くなってきてるから買いに来たんです」

 どのような防犯グッズが売れているのでしょうか?

 (ハンズマン松原店・中野健太郎店長)「セキュリティアラーム。窓ガラスに取り付けをして、開閉をしたときとか、衝撃ですね、窓を割ったり、そういう時に、音が鳴る」

 『オーム電機・防犯アラーム衝撃検知型1480円(税込み)』。窓に貼り付けて使う、衝撃が加わるとアラームが鳴る防犯グッズです。手で叩く程度の衝撃では鳴りませんが、ハンマーや石など、硬いものでの衝撃が加わると、センサーが反応する仕組みになっています。

 (中野健太郎店長)「(Q在庫はほとんどない?)ここ最近問い合わせもすごくいただいておりまして、品薄となっております」

 他にも、『ガラス破り防止シート110円(税込み)』もよく売れているといいます。

 防犯フィルムの効果とは?商品によって違いはあるものの、実験では、普通のフィルムでは一発で割れてしまいましたが、『防犯フィルム(SH15CLARーA)』では、5回叩いても割れませんでした。

 防犯カメラの問い合わせも多く、人の動きに反応してライトが光るものなどがよく売れているといいます。

 (中野健太郎店長)「(Q.問い合わせが多い年齢層は?)年齢が高い方が多いですね。(いくつかのグッズを)併用してもらって、二重対策してもらってもいいのかなと思います」

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