北陸新幹線の飯山駅前(長野県飯山市)のホテル計画で、建設・運営を予定していた事業者が、補助金の支出をめぐる市との調停を取り下げたことについて、江沢岸生市長は「誠に残念な結果となってしまった」などと語りました。
ホテルは、市が駅前に誘致していたものです。市と事業者は、2023年7月から民事調停で話し合いを続け、2024年6月に「市が3億6000万円を支出する」ことで合意していましたが、市長と議会の対立により議案は否決され、見通しが立たなくなっていました。
市長は「取り下げの理由を聞いていない」などとし、今後、事業者側の考えを聞いた上で判断するとしています。
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