10月27日に投開票を迎える衆議院議員選挙について、19日と20日の2日間、FNNでは電話とインターネットで世論調査を行いました。
その結果などを元に、福岡の選挙区の中盤情勢を探りました。
福岡市の東区と博多区からなる福岡1区では、自民党・前職の井上貴博氏(62)が自民支持層を固めて先行し、立憲民主党・新人の丸尾圭祐氏(42)が追う展開です。
日本維新の会・前職の山本剛正氏(52)、共産党・新人の綿貫英彦氏(58)がそれに続いていますが、参政党・新人の緒方貴恵氏(40)、社民党・新人の村田峻一氏(32)は支持の広がりを欠いています。
九州一の都市型選挙区、福岡2区では、立憲民主党・前職の稲富修二氏(54)と自民党・前職の鬼木誠氏(52)が激しく競り合っています。
共産党・新人の松尾律子氏(52)、参政党・新人の黒石裕子氏(32)、無所属・新人の沖園理恵氏(50)、日本維新の会・新人の本司敬宏氏(39)は伸び悩んでいます。
福岡市の西部と糸島市からなる福岡3区は、自民党・前職の古賀篤氏(53)が一歩リード、立憲民主党・新人の仁戸田元氣氏(45)がそれを追う展開。
れいわ新選組・新人の奥田芙美代氏(47)、日本維新の会・新人の瀬尾英昇司氏(49)、参政党・新人の重松雄子氏(65)、共産党・新人の山口湧人氏(35)は伸び悩んでいます。
福岡市と北九州市の中間に位置する福岡4区は、保守分裂の選挙戦となっているものの、自民党・前職の宮内秀樹氏(62)がややリードしています。
それを国民民主党・新人の許斐亮太郎氏(50)、無所属・新人の吉松源昭氏(56)、日本維新の会・前職の阿部弘樹氏(62)が追う展開。
社民党・新人の宗晶子氏(53)、参政党・新人の行平佳弘氏(38)は支持の広がりを欠いています。
福岡市のベッドタウンと農村部が混在する福岡5区では、自民党・新人の栗原渉氏(59)と立憲民主党・前職の堤かなめ氏(64)が競り合う展開です。
日本維新の会・新人の松尾嘉三氏(56)、無所属・新人のタコスキッド氏(48)、参政党・新人の岡部吉高氏(42)は支持の広がりを欠いています。
まだ各選挙区で多くの有権者が投票先を決めておらず、27日の投票日に向けて情勢が大きく変わる可能性があります。
(22日は福岡6区から11区の最新情勢をお伝えします。)
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