■プロ野球 西武 2-3ロッテ(10日・ベルーナドーム)

ロッテは延長戦を制し3連勝を飾った。そして今季初の貯金生活に。先発のメルセデス(30)は今季2試合目の登板。昨季の西武戦には6試合に登板し勝ち星はつかなかったものの防御率2.05を記録。この試合、メルセデスは5回4安打無失点の好投。打線は3回、2死一塁から4番・山口航輝(23)が右中間に適時打を放ち先制に成功。終盤7回には2死三塁から9番・友杉篤輝(23)の適時打で1点を加えた。7回まではリリーフ陣が無失点で繋ぐ好投。しかし8回、澤村拓一(36)がマウンドに上がるも1死二、三塁から1点を奪われ2ー1と点差を縮められる。さらに9回、マウンドに上がった横山陸人(22)は1死走者無しから6番・中村剛也(40)に第1号の同点本塁打を浴び、試合は振り出しに。試合は延長に入り10回表、1死二、三塁からソト(35)に適時打が飛び出し勝ち越しに成功。1点差で逃げ切った。

1回、西武の先発・武内夏暉(22)に対し、ロッテは先頭の岡大海(32)が三ゴロ、2番・ポランコ(32)に右越えの二塁打が飛び出し、3番・ソトが四球で1死一、二塁と先制のチャンス。4番・山口は武内の直球に倒れ空振り三振。5番・上田希由翔(22)とのドラ1対決は死球に終わり、2死満塁に。しかし6番・池田来翔(24)は詰まった当たりは三ゴロに打ち取られ、好機を活かせず無得点となった。

その裏、メルセデスは西武の先頭・源田壮亮(31)を左飛、2番・岸潤一郎(27)を遊ゴロと二者連続で打ち取るも3番・外崎修汰(31)に左二塁打を許した。しかし4番・アギラー(33)を遊ゴロに抑え、先制の本塁を踏ませず。

3回表、1死から2番・ポランコが死球を受け出塁。3番・ソトが遊飛で倒れ、2死一塁の場面で迎えた4番・山口は武内の投じた147㎞のストレートを右中間に弾き返し、先制点を挙げた。

中盤は武内の投球の前に走者を出すことができず。試合は終盤に入った7回、1死から7番・中村奨吾(31)がライトへの二塁打で出塁すると8番・田村龍弘(29)の右飛をタッチアップし中村は三塁へ。2死三塁の場面から9番・友杉がセンターに適時打を放ち、貴重な追加点を加えた。

6回は澤田圭佑(29)、7回は西野天裕(30)が好リリーフ。

8回は澤村がマウンドに上がったが先頭の9番・金子に左安打を許すと1番・源田に四球を与え、同点の走者を背負う展開に。2番・岸に送りバントを決められ、1死二、三塁で3番・外崎の二ゴロの間に金子が本塁へ。1点差に詰め寄られた。

9回、マウンドに上がった横山は1死走者無しから6番・中村剛也(40)に同点となる本塁打を浴びた。

同点で迎えた延長10回表、先頭の9番・友杉が右安打で出塁すると続く1番・岡は二塁を守る外崎のファンブルで無死一、二塁と好機を作った。途中出場の2番・愛斗(27)は送りバントを決め、迎えた3番・ソトにセンターへの勝ち越し適時打が飛び出し、3ー2に。

10回裏は国吉佑樹(32)が登板し、走者を背負うも無失点に抑え、延長戦を1点差で逃げ切った。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。