■プロ野球 阪神2ー6広島 (10日 甲子園)

広島は4試合連続完封負けの4連敗を止め4勝6敗、最下位を脱出した。昨年からCSを含めて甲子園での阪神戦を11連敗で止めた。打線は2回までに8安打で6得点を挙げ今季最多の13安打をマーク先発アドゥワが6回途中2失点の粘投で2勝目。

スタメンは1番・野間峻祥(31、センター)、2番・菊池涼介(34、セカンド)3番・小園海斗(23、ショート)4番・堂林翔太(32、ファースト)5番・秋山翔吾(35、レフト)6番・上本崇司(33、サード)7番・會澤翼(35、キャッチャー)8番・田村俊介(20、ライト)9番・アドゥワ誠(25、ピッチャー)のオーダーを組んだ。

阪神の先発・伊藤将司(27)に対して1回、野間がライト線にツーベース、菊池の犠打で1死三塁に。小園の遊ゴロ間に野間が生還し37イニングぶりに得点を挙げた。

先発・アドゥワは今季2度目の登板、前回の3月31日・DeNA戦は5回を3安打1失点で勝ち投手。昨年の阪神戦は救援で4試合に登板し5回1/3を2安打無失点に抑えていた。

アドゥワは1回、近本光司(29)に中安打、前川右京(20)の二内安打で1死一・二塁も大山悠輔(29)を見逃し三振、佐藤輝明(23)を一ゴロに打ち取る。

2回の攻撃で1死から上本が右安打、會澤がレフト線にタイムリーツーベースを運ぶ。アドゥワの5年ぶりのヒットとなる二内安打で2死一・三塁とすると野間がライトへタイムリー、菊池は左中間に2点タイムリーツーベース、小園はレフトへタイムリーを放つ、この回は3連続適時打を含む6安打を集中させ5点を奪い、6ー0とした。

アドゥワは2回に無死一・二塁とするが木浪聖也(29)を二ゴロ併殺打、代打・小野寺暖(26)を見逃し三振に取る。アドゥワは4回2死から森下翔太(23)に左中間スタンドへ3号ソロを放り込まれ、6ー1となる。

アドゥワは5回、木浪、代打・小幡竜平(23)、近本を三者連続空振り三振に斬って取る。6回は先頭・中野拓夢(27)に右安打、前川の左飛は秋山翔吾(35)がジャンプ一番で好捕、大山を中飛も佐藤輝に右中間にタイムリーツーベースを弾き返され、2ー6となり降板。

代った益田武尚(25)が森下に四球、梅野隆太郎(32)に右安打で2死満塁のピンチを招くが代打・ノイジー(29)を三ゴロに打ち取った。

アドゥワは5回2/3を89球、6安打1四球9奪三振の2失点(自責2)で今季2勝目。

7回は3番手・塹江敦哉(27)が小幡を二ゴロ、近本を空振り三振、中野を遊ゴロと三者凡退に抑える。

8回は4番手・島内颯太郎(27)が前川と大山を連続空振り三振、佐藤輝と森下に連続四球も梅野を空振り三振に斬って取った。

9回は5番手・矢崎拓也(29)が先頭の代打・糸原健斗(31)に四球も小幡を二ゴロ、近本を抑え、中野に四球も最後は前川を中飛に打ち取って試合終了。

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