■プロ野球 DeNA 2-1 中日(17日・横浜スタジアム)

DeNAは中日に1点差ゲームで競り勝ち、連敗から脱出。
試合は1回表に先制点を与えると直後のその裏、4番・牧秀悟(26)と5番・宮﨑敏郎(35)に適時打が飛び出し2ー1に。先発の東克樹(28)が8回途中1失点と2回以降得点を与えず、打線を援護した。

ここまで3連敗を喫し最下位に陥落したDeNAはこの日から中日との3連戦を迎える。スタメンには一軍復帰を果たしたオースティン(32)が2番一塁手で起用された。

東の立ち上がりは1回、先頭の岡林勇希(22)に中安打で出塁を許すも2番・山本泰寛(30)を空振り三振に。しかし3番・カリステ(32)に左安打を放たれ、1死一、三塁と得点圏に走者を背負うと4番・細川成也(25)に右犠飛を放たれ先制点を与えた。

その裏、中日の先発・涌井秀章(37)に対し先頭の蝦名達夫(26)が左安打で出塁。2番・オースティンが三ゴロ、3番・筒香嘉智(32)は三飛に打ち取られ2死一塁に。迎えた4番・牧にセンターの頭を越える適時二塁打が飛び出し、すぐさま同点に追いついた。さらに5番・宮﨑も右中間を破る適時二塁打を放つと、勝ち越しに成功。

2回裏には7番・山本祐大(25)の中安打、8番・京田陽太(30)の左安打で追加点のチャンスを作ると1死一、二塁で1番・蝦名が右安打で繋ぎ満塁に。しかし2番・オースティンは投ゴロの併殺打に倒れ得点の本塁を踏めず。

試合は2回以降、両チーム無得点のまま進み迎えた6回裏、4番・牧が四球、6番・佐野恵太(29)が敬遠されるなど2死一、二塁とするも7番・山本は三ゴロ。この回も好機を作ったがリードを広げられなかった。

東は8回表、1死走者無しから代打・福永裕基(27)に四球、2死から2番・山本に中安打を放たれるなどピンチを迎えたところで降板。8回途中を1失点の力投し2番手・伊勢大夢(26)にマウンドを託した。伊勢は一打逆転の場面で3番・カリステを一飛に打ち取り見事な好救援を披露。

追加点を挙げたい打線は8回裏、4番・牧が四球を選び出塁。5番・宮﨑は空振り三振に倒れるも6番・佐野に右安打が飛び出し1死一、三塁。しかし7番・山本は遊ゴロに打ち取られ三塁走者の牧が走塁死。2死一、三塁から8番・京田が良い当たりを見せるも三塁手・石川昂弥(22)の好守に阻まれ無得点に終わった。

1点リードで迎えた9回表、3番手・森原康平(32)がマウンドに上がると無失点に抑え、逃げ切り試合終了。DeNAは連敗を3でストップさせた。

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