■プロ野球 ロッテ 1-1 日本ハム(延長12回)(17日・ZOZOマリンスタジアム)
ロッテは日本ハムに延長12回の末、引き分け。チャンスを作るもあと1本が出ず、勝てば勝率5割復帰も1歩届かなかった。
先発した佐々木朗希(22)は前回登板だった10日の日本ハム戦で6回途中5失点を喫し降板。2週連続となる日本ハム戦での先発となった佐々木は序盤から今季最速となる162㎞のストレートを投げ込むなどテンポの良い圧巻の投球を披露。打線は4回裏、7番・安田尚憲(25)が適時打を放ち先制に成功。
しかし1ー0で迎えた終盤7回表、佐々木は無死二、三塁のピンチを背負うと5番・細川凌平(22)に犠飛を放たれ同点に。そのまま延長戦にもつれ込み、両チーム無得点で引き分けとなった。
佐々木の立ち上がりは1回、先頭のスティーブンソン(29)を空振り三振、2番・松本剛(30)を遊ゴロに。2死を奪うと3番・郡司裕也(26)を見逃し三振に抑え、初回から日本ハム打線を圧倒した。
その裏、日本ハムの先発・金村尚真(23)に対し、先頭の岡大海(32)は空振り三振、2番・藤岡裕大(30)は左飛、3番・中村奨吾(31)は右飛と走者を出すことができず。三者凡退に終わった。
試合は中盤に入り4回裏、1死走者無しから5番・ポランコ(32)が右安打で出塁すると続く6番・山口航輝(23)は一ゴロ。2死二塁の場面で迎えた7番・安田にライトへの適時打が飛び出し先制点を挙げた。
試合は終盤に入り7回表、この回の先頭・郡司に中安打を放たれると代走で五十幡亮汰(25)が送られた。続く4番・マルティネス(27)にレフトへの二塁打で続かれ、無死二、三塁とピンチを背負うと5番・細川の左犠飛で同点に。
佐々木は8回106球を投げ抜き1失点と力投。同点のまま迎えた9回表は2番手・坂本光士郎(29)が走者を背負いながらも無失点に抑えた。その裏、先頭の安田が四球を選び出塁すると代走に和田康士朗(25)が送られた。8番・佐藤は送りバントを決め1死二塁に。9番・友杉の中飛の間に和田は進塁。1番・岡は敬遠され2死一、三塁から代打・角中勝也(36)が打席に入った。しかし角中は一打サヨナラのチャンスも空振り三振。試合は延長戦に突入。
10回表は澤田圭佑(30)、11回表は澤村拓一(36)が無失点に。しかし打線はマーフィー(28)に対しチャンスを作ることができず。12回に入り5番手・中村稔弥(27)も無失点の投球で繋ぐも打線は得点することができず。
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