■MLB ドジャース 8ー2 マーリンズ(日本時間8日、カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャースタジアム)

ドジャースの山本由伸(25)は今季8度目の先発マウンドに上がり、8回97球を投げ5安打2失点の好投。本拠地初白星となるメジャー4勝目を手にした。防御率は2.79に。

1回には先頭打者弾を浴び出鼻をくじかれ、6回にソロ本塁打を打たれたが、打線は1回にM.マンシー(33)が満塁ホームランを放つなど、5安打で8得点と大量援護。チームは今季2度目の6連勝、貯金は今季最多の「12」に。

山本の立ち上がりは先頭のチザムに初球ストレートをライトスタンドに運ばれ、いきなり先頭打者本塁打を浴びた。4月20日のメッツ戦から15イニング連続で無失点を刻んできたが、16イニング目でストップ。被弾はメッツ戦以来3試合ぶりでメジャー4本目。

その後、2番のデラクルーズは一飛、続くバーガーは空振り三振で立て直すと、4番・ベルにヒットを許したが、5番・サンチェスを二ゴロで切り抜けた。その直後の1回、1死から大谷翔平(29)が四球で出塁すると、フリーマンが死球、スミスの四球で満塁のチャンスに。ここでM.マンシーが9号満塁ホームランを放ち、強力打線が逆転に成功。すぐさま山本を援護した。

2回、3回は3者凡退に抑え、安定したピッチングで中盤へ。4回は2死からサンチェスに二塁打を許したが、アンダーソンを中飛に打ち取り、5回は下位打線を相手に7番・ゴードンから3者凡退で追加点を許さず。先制弾被弾後はここまで59球で抑え、勝利投手の権利を得た。

6回は先頭打者弾のチザムを遊ゴロに打ち取ったが、続くデラクルーズに3球目スプリットをレフトスタンドに運ばれ、この日2本目の本塁打を浴びて8-2。

メジャー初の7回のマウンドに上がった山本は、サンチェスを空振り三振に仕留めるなど3者凡退。さらに8回も続投し、1死からヒットを許したが後続を打ち取りマウンドを降りた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。