■MLB ガーディアンズータイガース(日本時間8日、オハイオ州クリーブランド、プログレッシブ・フィールド)

タイガースの前田健太(36)が8日(日本時間)、敵地でのガーディアンズ戦に先発。2回、59球を投げて降板、被安打5(1本塁打)、奪三振1、四死球3、失点7、防御率は6.75。前田は今季最短での降板で今季ワーストの7失点となった。

前回2日(日本時間)に移籍初勝利を挙げた前田、4連敗中のチームを救うべく先発。同地区のア・リーグ中地区首位ガーディアンズ相手に1回、タイガースは1番・A.イバニエス(31)が今季1号となる先頭打者ホームランで先制。タイガースは2002年以来、22年ぶりの2試合連続先頭打者ホームランをマーク。

1点を先制してもらった前田、1回、1死から2番・A.ヒメネス(25)に四球、さらに4番・J.ネイラー(26)にはスライダーが抜けて四球。前田もスライダーを投げるたびに首を傾げた。四球2つで2死一、二塁のピンチを招くと5番・W.ブレナン(26)にスプリットを上手くすくい上げられ逆転のツーランホームランを浴びた。

それでも打線は2回、2対2の同点に追いつくと2死一、三塁で1番・イバニエスが2打席連続となる2号スリーランで5対2と勝ち越し。前田に大きな援護点をプレゼントした。

点を取ってもらった後をしっかり抑えたい前田、先頭打者の7番・B.ネイラー(24)にセンター前ヒット、1死からB.ロッキオ(23)には四球を与えると1番・E.フロリアル(26)にはスイーパーをライトへ2点タイムリーツーベースで5対4。2死まで奪ったが3番・J.ラミレス(31)には低めの際どいところを攻めるがストライクを取ってもらえず、カウント2-0とボールが先行。すると3球目、スライダーが甘く入りセンターでタイムリーを打たれ、5対5の同点に追いつかれた。

さらに2死一塁で迎えるは4番・J.ネイラー。カウント1-1から内角高め91マイル(146キロ)のストレートを完璧に打たれ、9号ツーランを浴びて5対7と勝ち越された。

それでも、味方打線が3回、1死二、三塁で3年ぶりにメジャーへ昇格してきたばかりの7番・R.ビレード(25)。この大事な場面でメジャー初ヒットがレフトへの2点タイムリー、タイガースが7対7の同点に追いついた。

前田は2回、59球を投げて降板、被安打5(1本塁打)、奪三振1、四死球3、失点7、防御率は6.75。与えた四球の走者が全て得点に繋がってしまい、前田は今季最短の降板で今季ワーストの7失点となった。

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