大相撲夏場所の番付が発表され、先場所、尊富士と優勝争いを演じた津幡町出身の大の里は初の三役・小結に昇進しました。

大の里:
「朝はあまり起きられないんですけど、きょうは6時くらいから起きて番付表が来るのを楽しみにしていて、朝起きて自分の名前が小結にあって名前が大きくなっているのを見て三役に上がったという実感が湧きました」

三役昇進会見でついに髷を結った姿をお披露目した大の里。

大の里:
「きょう初めて髪を縛って髷を結ってみていよいよこれからだなという気持ちになりましたし」

西前頭5枚目で挑んだ先場所、11勝4敗で優勝争いを演じ、幕下付け出しから所要6場所での新三役。昭和以降2番目のスピード出世に師匠の二所ノ関親方は…

二所ノ関親方:
「順調すぎると思います。まさかこのタイミングで上がるとは思いませんでしたし、まぁまだ小結ですからまだ通過点ですから、まだ上には上がいっぱいありますから精進してしっかり稽古つけていきたい」

夏場所に向けふるさとへの思いと共に意気込みを語りました。

大の里:
「1月に大きな震災がありましたし、自分が場所で勝つってことが一番大きなものだと思うので一つでも多く勝って余計なことは考えずに一番一番集中して頑張りたい」

新三役として臨む夏場所は5月12日に初日を迎えます。

県出身力士としては遠藤以来6人目の三役昇進となりました。その他の郷土力士、穴水町出身の遠藤は、残念ながら8年ぶりの十両陥落。東十両3枚目です。七尾市出身の輝は同じく東の5枚目。津幡町出身の欧勝海は東の13枚目にそれぞれ番付を下げました。

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