日本―カタール 後半、高井(22)に指示を出す大岩監督=ドーハ(共同)

サッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジア・カップ準々決勝で、日本は苦しみながらカタールを4-2で下し、五輪出場に近づいた。退場で1人少なくなった相手に一時勝ち越されたが、延長の末に4強入りを決めた。大岩監督は「選手たちがよくやってくれた」とねぎらった。

1―2の後半22分、右CKを木村が頭で合わせて同点。延長前半に荒木のパスを受けた細谷が丁寧なトラップから右足で決めて勝ち越した。1次リーグは無得点と不調だったエースストライカーは「(荒木が)すごく優しいボールをくれた。チームを勝たせられて、良かった」と喜びをあらわにした。(共同)

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