バレーボールVリーグ参入を目指し9月に八代市に発足した男子6人制バレーボールチーム『熊本ヴィレックス』が初の公式戦に挑みました。

チーム結成から1カ月あまり果たして結果は。

熊本ヴィレックスは八代市に拠点を置く男子6人制のバレーボールチームで、今年9月にトライアウトで合格した9人の選手で始動しました。

練習を始めて1カ月余り、チームとして初の公式戦に出場します。

【早瀬 省吾 GM】
「常に見ていて楽しいバレーをやって魅せるバレーをして、と言っているのでそこのプレッシャーはあると思う」

【長嶋 郁弥 キャプテン】
「チームの雰囲気をつくってくれる選手もいるので、そこにあやかって緊張をほぐしながら元気を出したい」

熊本ヴィレックスの初戦は熊本大学の学生チーム。

「下手な試合はできないというプレッシャーがありプレーに硬さが出てしまった」とキャプテンでエースの長嶋。

それでも長嶋のスパイクを中心に得点を重ね、ストレートでチーム初勝利を飾ります。

続く2回戦では、選手それぞれが持ち味のプレーを披露。

熊本工業高校出身のセッター松村 賢志が多彩な攻撃を組み立て、両サイドが力強いスパイクを連発、この試合も相手を圧倒します。

決勝では大会連覇を狙う社会人チーム『東熊本』と対戦。

第1セットは接戦になりましたが何とかモノにすると、2セット目以降、徐々に連携が合いだしたヴィレックス。

エース長嶋や鎮西高校で日本一を経験した谷 武珍が迫力あるアタックを連続で決めるなどし東熊本を突き放しました。

終わってみれば全試合ストレート勝ちでの優勝。

チームにとって最高のスタートを切りました。

【一司 和穂 監督】
「ムードと勢いが最後は出て良かったが、それまでが様子見で中途半端になったので、速い攻撃にシフトチェンジしていくのが課題と思う」

【早瀬 省吾 GM】
「まだまだ小さいミスがたくさんあるので、もっと魅了できるチームになっていきたい」

【長嶋 郁弥 キャプテン】
「(決勝の)最終セットは硬さもとれて思った通りのプレーができたと思う。チームが盛り上がって、客も楽しい試合ができた。もっと会場一体となれるバレーをしたい」

熊本ヴィレックスは今後、全国の強豪クラブと対戦する『地域リーグ』に参入予定で、早ければ2年後のVリーグ入りを目指します。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。