11月6日、エスコンフィールドHOKKAIDO(北海道・北広島市)で、秋季キャンプに臨む玉井大翔投手(32)が来季へ向けた意気込みを語りました。

 今季は4月の腰のケガで出遅れ、プロ入り後初となる”登板なし”で終わった玉井投手。

 ケガは「ほぼ100%に近い」状態まで回復し、キャンプでは昨シーズンよりも肘を下げたサイドスローに近いフォームで調整を続けています。

 取材前日にロッテコーチに就任した建山義紀元コーチから『自分で腕を振りやすい場所があるかもしれないから、探ってみよう』と助言を受けたことがきっかけだということです。

 手応えについては「肘の位置はしっくり来ている。まっすぐもシーズン中になかった感覚が出てきているし、いい感じできている」と語りました。

 左右問わず打者の内角を強気に攻める投球スタイルの玉井投手は、この新フォームにより、決め球のシュートやスライダーの軌道も改善されるなど手応えを感じているようです。

 2021年から3年連続で50試合登板を続け、ファイターズの頼れる中継ぎとして活躍してきた玉井投手。地元北海道・佐呂間町出身ということもあり、人気も高く、生まれ変わった姿で復活できるのか、ファンたちの期待も高まります。

 「今年は何もできなかったので、来年は戦力として1試合でも多く投げられるよう、キャンプから覚悟を持ってやってきています」

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