■プロ野球 パ・リーグCSファーストステージ第1戦 日本ハム0ー2ロッテ (12日 エスコンF)

ロッテは日本ハムに完封勝ちで初戦を制し、2年連続のCSファイナル進出に王手をかけた。先発・佐々木朗希が8回を5安打2四球9奪三振の無失点で自身初CS勝利。中村奨が5回に先制本塁打、7回にポランコがソロ本塁打を放った。

スタメンは1番レフト・荻野、2番セカンド・藤岡、3番ライト・岡、4番ファースト・ソト、5番DH・ポランコ、6番キャッチャー・佐藤、7番サード・中村奨、8番ショート・友杉、9番センター・藤原のオーダーを組んだ。

日本ハムの先発・加藤貴は今季のロッテ戦は7試合に登板、5勝1敗、防御率1.85はパ・リーグ対戦球団別で最も相性が良かった。

1回、荻野が三強襲内安打も藤岡は見逃し三振、岡は空振り三振、ソトは中飛に倒れる。

先発・佐々木は今季18試合に登板、自身初10勝5敗、防御率2.35。今季の日本ハム戦は0勝2敗、防御率3.81は対戦球団別で最も相性が悪い。CS登板は3度目、21年ファーストステージ初戦の楽天戦(ZOZO)は6回1失点(自責0)、23年ファーストステージ初戦のソフトバンク戦(ZOZO)で3回無失点ともに勝敗はつかないが計9回を無失点。

佐々木は1回、淺間に四球も淺間の二盗を佐藤が刺す。清宮に四球、レイエスを空振り三振、郡司を三ゴロに打ち取り無失点の立ち上がり。

2回の攻撃で先頭・ポランコが中安打、佐藤の二ゴロで1死二塁とするが中村奨は空振り三振、友杉は一直で先制できず。

佐々木は2回1死から万波に左安打も松本剛を二ゴロ、伏見をバットをへし折り投ゴロに抑える。

打線は3回も先頭・藤原が右安打も荻野は二ゴロ併殺打で藤岡が左安打とチグハグな攻めで岡は三邪飛に終わった。

佐々木は3回、水野と淺間を連続三振、清宮を二ゴロに封じ、3回まで43球を投じた。

佐々木は4回、先頭・レイエスに右安打も郡司を左飛、上川畑を二ゴロ併殺打に封じる。

すると5回の攻撃で先頭・中村奨が左中間スタンドへソロ・アーチを放り込み1点を先制。中村奨はCS通算2本塁打目。友杉がレフト線にツーベース、藤原の犠打で1死三塁から荻野は初球スクイズ失敗の空振り失敗、三塁走者・友杉は走塁死で追加点を奪えず。

佐々木は5回、先頭・万波に遊内安打も松本剛を三ゴロ併殺打、伏見を二ゴロに打ち取り5回まで66球で抑える。

6回の攻撃で先頭・藤岡が右安打、岡は右飛、ソトは三ゴロ併殺打と加点できない。

佐々木は6回、水野と淺間を連続見逃し三振、清宮を右飛に打ち取った。直後の7回の攻撃で先頭・ポランコが右中間スタンドへソロ本塁打を叩き込み、2ー0とする。ポランコはCS通算3本塁打目。

佐々木は7回、先頭・レイエスに左安打、郡司を一ゴロ、上川畑を三ゴロで2死二塁とするが万波を3球で空振り三振に斬って取った。

佐々木は8回もマウンドへ。松本剛を一邪飛、代打・マルティネスを空振り三振、水野に中安打も淺間を空振り三振に抑えた。佐々木は8回を112球、5安打、2四球、9奪三振の無失点で自身初のCS初勝利。CSは通算17イニングを無失点を継続している。

9回は2番手・鈴木が清宮を空振り三振、3番手・益田がレイエス、郡司を抑えた。

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