■プロ野球 セ・リーグCSファーストステージ第1戦 阪神1ー3DeNA (12日 甲子園)

阪神はDeNAに完封負け、初戦を落とし3年連続のCSファイナル進出にあとがなくなった。先発・才木が牧、佐野に連打され桑原の遊ゴロ併殺打崩れ間に先制を許す。7回に桐敷が1死一・三塁のピンチを招き代わった石井がオースティンに2点タイムリーツーベースを浴びた。打線は8回2死一・三塁の好機に森下は見逃し三振、9回はDeNA6番手・森原に大山が右安打、佐藤輝は空振り三振、前川が右安打、梅野が三ゴロで2死二・三塁で木浪がレフトへタイムリーで代走・小幡、1ー3となる。2死一・三塁から代打・原口は左飛に凡退した。

先発・才木は今季は25試合に登板、リーグ2位タイ13勝(3敗)、リーグ3位・防御率1.83。今季のDeNA戦は2試合に登板、1勝0敗、防御率3.00。CS登板は2度目、前回は22年ファーストステージ第3戦・DeNA戦(横浜)で先発し2回1/3を2安打2失点で勝ち負けがつなかった。

才木は1回1死から牧に中安打、佐野にライト線ツーベースで1死二・三塁のピンチに。今季初対戦のオースティンに四球を与え1死満塁とするが宮崎を一邪飛、桑原を二飛に打ち取った。

スタメンは不動のメンバー、前川が6番レフト、木浪が8番、捕手には梅野が入った。

DeNAの先発・東は今季の阪神戦は5試合に登板、2勝1敗、防御率3.55。1回、近本は遊飛、桑原は中飛、森下は左安打も大山は左飛に倒れる。

才木は2回、先頭・森敬に中安打も伊藤を遊ゴロ併殺打、東を自らの失策で出すも梶原を左飛に抑える。

2回の攻撃で1死から前川が死球、梅野が左安打で一・二塁とするが木浪は空振り三振、先は投ゴロで先制できず。

直後の才木は3回、先頭・牧に中安打、佐野にレフト線にツーベースで無死二・三塁と再びピンチに。オースティンを空振り三振、宮崎を申告敬遠で1死満塁から桑原の遊ゴロ併殺打崩れ間に1点を先制される。

才木は4回、先頭・東に左安打、東は走塁で足を痛めた模様で治療にベンチに下がるも一塁に戻る。無死一塁から才木は後続を抑えた。

打線は3回2死から森下が左安打も大山は右飛、4回は佐藤輝、前川がともに二ゴロ、梅野は空振り三振と三者凡退に終わる。

才木は5回を87球、7安打、3四球、2奪三振の1失点(自責1)で降板。

DeNAは東が4回で降板。打線はDeNA2番手・山崎に5回、木浪は空振り三振、代打・糸原は遊ゴロ、近本は二ゴロに倒れる。

6回は2番手・桐敷が森敬、伊藤、代打・フォードを3人で退ける。6回の攻撃はDeNA3番手・佐々木に中野は左邪飛、森下は左飛、大山は遊ゴロと3イニング連続で走者を出せない。

7回も桐敷が続投も1死から牧にツーベース、佐野に左安打で1死一・三塁として降板。代わった3番手・石井はオースティンに右中間に2点タイムリーツーベースを弾き返され、0ー3となる。

7回の攻撃はDeNA4番手・坂本に佐藤輝は空振り三振、前川も空振り三振、梅野は右飛に倒れる。8回は4番手・島本が1死から伊藤に四球、代打・筒香を遊ゴロ併殺打に打ち取った。

8回の攻撃はDeNA5番手・伊勢に先頭・木浪が四球、代打・渡邉は空振り三振、近本は右安打で1死一・二塁とすると中野は二ゴロで2死一・三塁から森下は見逃し三振に倒れた。

9回は5番手・岡留が梶原、牧、佐野を三者凡退に抑えた。

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