■第78回国民スポーツ大会 少年男子共通800m決勝(12日、佐賀県佐賀市・SAGAサンライズパーク SAGAスタジアム)
少年男子共通800m決勝に、日本記録保持者の落合晃(滋賀学園高校3年)が出場し、1分49秒67の2位でゴールした。
前日の予選を1分48秒60で走り全体の1位で予選を通過した日本記録保持者の落合晃(滋賀学園高校3年)。少年男子共通800m決勝に臨んだ。
スタートして200mを通過した付近で先頭に立った落合。そのままレースを引っ張り400mを55秒で通過し、ラスト1周に入る。しかし、残り300mを切った辺りで後続に抜かれ順位を落としてしまう。それでも、残り100mで何とか盛り返し、2位でフィニッシュした。
今季の落合は、4月のU20アジア選手権で金メダルを獲得。パリ五輪の出場がかかった今年6月の日本選手権には高校生でただ1人出場し、一度もトップを譲ることなく見事優勝。しかし、参加標準記録の1分44秒70には届かず、五輪出場は叶わなかった。
それでも7月末のインターハイで、1分44秒80の走りで日本新記録を樹立し2連覇を達成。8月のU20世界陸上でも1分47秒03で3位に入り、日本勢初となる銅メダルを獲得した。9月29日に行われたYogibo Athletics Challenge Cupでも1分46秒88で優勝したが「東京世界陸上の標準記録を狙ってのレースだったんですけど、勝てたのは良かったんですが、悔しさも残るレースとなりました」と話していた。
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