■アイスホッケー 2026ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪最終予選 日本ーデンマーク(31日、デンマーク)
世界ランキング24位の日本は、最終予選グループFで最上位ランキングのデンマーク(同11位)に延長戦の末2-3で敗れ、2連敗。長野五輪以来28年ぶりの出場を目指したが、夢は叶わなかった。
最終予選は4か国ずつ3つのグループに割り振られ、それぞれのグループ1位がオリンピック出場となる。日本は11位のデンマーク、12位のノルウェー、17位のイギリスと同組。
初戦ノルウェーに善戦しながらも2-4で敗れた日本。この日、先に行われたノルウェー対イギリス戦でノルウェーが勝利した為、五輪出場に望みをつなぐには60分以内での勝利が絶対条件となった。
第1ピリオド、先制したのは日本だった。10分24秒、榛澤力(23)から中島照人(22)へ渡りゴール。ノルウェー戦の先制ゴールと同じく若い2人の活躍で均衡を破る。しかしスピード、テクニックで勝るデンマークは、11分、17分とすぐさまゴールを奪い逆転。第1ピリオドはデンマークが1点リードで終えた。
第2ピリオド、地元デンマークの猛攻に対し、日本はGK成澤優太(37)を中心に耐える時間帯が続いたが、36分佐藤大翔(30)が抜け出しゴール前へ、三浦優希(28)が弾いたところを古橋真来(30)が押し込んで同点ゴール。2-2として勝負は第3ピリオドへ。
第3ピリオド、立て続けにペナルティを犯しデンマークにパワープレーを与えるが耐える日本。その後は、焦りの色が見られるデンマークと一進一退の攻防が続くも、両者得点をあげることはできず、2-2のまま延長戦へ。
ゴールが決まればその場で勝負が決する延長戦、最初にチャンスを得たのは日本だが、佐藤優(22)の放ったシュートは惜しくもポスト。直後の63分、デンマークにゴールを許し、試合終了。惜しくもジャイアントキリングを逃し、五輪出場の夢も断たれた。
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