■MLB ドジャース 3ー0 マリナーズ(日本時間20日 ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(30)は本拠地でのマリナーズ戦で「1番・DH」で出場し、3打数1安打1四球で打率は.290。3試合連続安打をマーク。チームはM.マンシー(33)の復帰弾などで連勝となった。

8試合ぶりに本拠地に戻ってきたドジャース、右わき腹を痛めていたマンシーが96日ぶりに復帰、右手の指の骨にヒビが入っているF.フリーマン(34)も強行出場。

大谷は直近10試合は43打数7安打で打率は.163、本塁打は5本。マリナーズの先発はB.ウー(24)。昨季対戦し、3打数2安打、ホームランも1本打っている。1回の第1打席、カウント2-2から外角高めのシンカーを逆方向へ、レフト前へ3試合連続となるヒットで出塁した。

2死から盗塁を警戒されて牽制で誘い出されたが、タッチをかわして1塁に戻りセーフ、何とか生き残った大谷だったが4番・T.ヘルナンデス(31)が三振に倒れ、無得点に終わった。

3回の第2打席、カウント0-1から95マイル(153キロ)、内角高めのストレートをフルスイングしたが捉えきれずにセンターフライ。

0対0で迎えた6回、ドジャースは1回に大谷が放ったヒット1本のみ、大谷の第3打席、1球目はチェンジアップでストライク、すると投手との呼吸が合わず、珍しく1ストライクから大谷がタイムを取った。続く2球目、外角低めのチェンジアップを打ちに行ったがセカンドゴロに倒れた。

ドジャースは7回、1死から5番・G.ラックス(26)がレフトスタンドへ9号ソロ、均衡を破る一撃となった。さらに1死一塁で7番・マンシーがライトスタンドへ10号ツーラン。復帰弾で本拠地のスタンドは大歓声、ドジャースは大きな追加点を奪った。

さらに2死から9番、WBC韓国代表で活躍したT.エドマン(29)がドジャース移籍初ヒットで出塁、大谷に打席を回すと、マリナーズ3人目、左腕のT.サーセイド(31)と対戦。カウント3-1から1塁走者のエドマンが盗塁を成功させて2死二塁、大谷に打点チャンスとなったが四球。続く2番・M.ベッツ(31)も四球で2死満塁、ここで3番・フリーマン。

右手の指にヒビが入っているがフルスイング、しかし、セカンド正面のライナー、ドジャースはダメ押し点は奪えなかった。大谷は3打数1安打1四球で打率は.290。3試合連続安打をマークした。チームは先発G.ストーン(25)がメジャー初となる2ケタ三振を奪い、7回無失点の好投、打線はマンシーの復帰弾が飛び出すなど投打がかみ合い勝利、連勝を飾った。

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