明治安田JリーグJ2の愛媛FCは18日ホームで大分トリニータと対戦激しく点を取り合う総力戦となりました。
黒を基調にした限定ユニホームで登場した愛媛FC。2連敗中と波に乗れず結果を出したい愛媛ですが開始2分でまさかの失点。さらに11分にもPKを決められて2点のビハインドを背負う苦しい展開となります。
この重苦しいムードを振り払ったのは35分、カウンターからチャンスをつかんだ愛媛は菊地のシュートの跳ね返りをユイエチャン!これが来日初ゴールとなり1点を返します。
愛媛は後半から藤原を投入。この起用が当たります。開始早々、その藤原が相手キーパーの横パスを奪いスライディングシュートボールは無人のゴールに吸い込まれ2対2の同点に追いつきます。これで勢いがついた愛媛は後半40分佐藤のスルーパスに反応した窪田が鮮やかなシュート!劇的な逆転ゴールで愛媛が大分を破り連敗を2で止めました。
愛媛FC・石丸清隆監督:
「前半1点取れれば逆転できるかなという展開に持っていけたのは非常に大きかった。最後まで選手が走り切って戦ってくれたのが大きかった」
両チームともに交代枠の5人を使い切る総力戦の末、愛媛の見事な逆転勝ちでした。
18日の「J熱PLAY」はこちら2人の「RYO」がうんだ劇的な逆転ゴールです。
愛媛陣内でボールを受けた佐藤諒選手が鋭いターンで相手を振り切るとドリブルで攻めあがって、絶妙なスルーパス!これを窪田稜選手が冷静に決めて逆転勝利となりました。
窪田稜選手:
「(佐藤)諒くんが真ん中でいいターンしてくれて、本当に質のいいスルーパスが飛んできてうまく決められてよかった。りょうくん100点、僕じゃないりょうくんですよ。佐藤諒君のボールが100点で、僕の動き出しは80点くらいで、シュートは100点くらい」
佐藤諒と窪田稜、ニンスタを歓喜に包んだ2人の「RYO」のホットラインはまさにJ熱PLAYでした。
つづいて、J3のFC今治です。J参入後最多の6連勝を目指して、17日ホーム戦に臨みました。
中断期間を終え3週間ぶりのリーグ戦。J2自動昇格圏2位をキープしているホームの今治は9位のFC大阪と対戦しました。
連勝街道を突き進みたい今治は前半25分、エースのマルクス ヴィニシウスから横山。しかしシュートは枠を外れます。7月のヤングプレーヤー賞を受賞した横山はこのあとも果敢に攻撃を仕掛けます。しかし、前半39分、ロングボールをゴール前に送られてピンチになるとこぼれ球を押し込まれ先制を許してしまいます。追いつきたい今治は後半11分、反撃に出ます。新井のスルーパスに6月にJ2山口から移籍した加藤潤也。ゴール見せる加入後、チームは負けなしという「持ってる」MFの移籍後初ゴールで同点に追いつきます。今治はこのあとも大阪ゴールに迫りますが、ゴールは生まれず1対1の引き分けで勝ち点1。連勝が5で止まり順位も3位に後退です。
FC今治・服部年宏監督:
(Q残り14試合J2昇格に向けての心境は)
「昇格に向けてというのはもちろん目標として常に念頭にはありますけど、ただそれよりも1試合1試合、目の前の試合がポイントになってくるんじゃないかと思います」
ではJリーグの順位表です。愛媛FCは3試合ぶりの勝利で順位を上げ9位。J1昇格プレーオフ圏内6位の山口との勝ち点差は7と少し縮まりました。
またFC今治は勝ち点43で3位。J2自動昇格圏内2位の沼津と勝ち点差で並んでいます。
では次節の日程です。愛媛FCは25日・日曜日にアウェーで現在13位のブラウブリッツ秋田と対戦します。またFC今治は24日・土曜日にアウェーで現在2位のアスルクラロ沼津と対戦します。
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