熱戦が続く夏の高校野球福島大会はベスト8をかけた一戦。連合チームとして初めてベスト16へ進出した「安達・本宮」が、22日第6シード相馬と対戦した。
連合チームとして快進撃を続ける「安達・本宮」。
22日は初めて両校から約70人の生徒が応援に駆け付けた。その中のひとり、安達高校の三戸大志さんは、安達高校のサード・船木理央選手と本宮高校のショート・杉山敬俊選手の幼馴染だ。中学では一緒のチームで野球をしていた。
三戸大志さんは「連合組んでから一緒に練習してて、不思議な感じだった」と話す。
試合は、2アウトランナー2塁3塁の状況でその船木が打席に立つ。
レフトにタイムリーヒット。安達・本宮が2点をリードする。
しかし6回、デッドボールとフォアボールでピンチを招くと…相馬にタイムリーヒットが出て、この回3点を失う。7回にも追加点を奪われ、4対6で試合終了。
学校は違っても強い絆でつながった連合チームの夏が終わった。
安達の船木理央選手は「一緒にプレーして全力で出来たことが何よりも嬉しいことです」と話す。本宮の杉山敬俊選手は「中学校の最後に高校別れちゃうねという話になったんですけど、また最後一緒に試合できて、すごくいい思い出になったし、いい試合が出来て後悔はないと思います」と話した。
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