■陸上・ダイヤモンドリーグ(日本時間7日、フランス・パリ)

陸上の世界トップ選手が集うダイヤモンドリーグ(DL)の第8戦が日本時間7日にフランスのパリで行われ、女子走高跳ではY.マフチク(22、ウクライナ)が2m10の世界新記録を更新。最終種目の女子1500mではF.キピエゴン(30、ケニア)が3分49秒04の世界新記録をマークした。

女子走高跳のマフチクは世界陸上ブダペスト大会金メダリスト、今回大会も2m03を2回目で成功させ、優勝を決めた。そして、自己記録より1㎝高い2m07に挑戦すると2回目でクリア。さらに世界記録より1㎝高い2m10に挑戦した。

女子走高跳は1987年にS.コスタディノワ(ブルガリア)が2m09をマークして以来、37年間更新されていない記録。マフチクは軽やかな助走から完璧なジャンプを見せて1回目でクリアし、37年ぶりに世界新記録を更新した。

そして、最終種目の女子1500mでは同種目でリオ・東京と五輪2大会連覇中のキピエゴンがスピードに乗った走りを見せ、最後まで後続を寄せ付けず、2023年6月に自身がマークした3分49秒11を0.07秒更新する3分49秒04の世界新記録を達成した。

※写真は左からF.キピエゴン選手、Y.マフチク選手

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