■プロ野球 交流戦 DeNA 3-1 オリックス(4日・横浜スタジアム)

DeNAはオリックスに逆転勝利。試合は1点を追う5回裏、2番・オースティン(32)の適時打で同点に。7回裏には代打・梶原昂希(24)が二塁打を放ちその後、犠打でチャンスを広げるとオースティンの放った三ゴロの間に勝ち越しの本塁を踏んだ。さらに8回裏にも1点を加え3ー1とリードを広げた。

西武とのカード初戦、先発のマウンドに上がったケイ(29)は今季9度目の登板。前回の5月28日・楽天戦(横浜スタジアム)では降雨コールドゲームの末、7回途中1失点(自責1)で完投勝利を挙げた。スタメンは牧秀悟(26)が21年10月5日の阪神戦(横浜スタジアム)ぶりに3番起用となった。

ケイの立ち上がりは1回、先頭の中川圭太(28)に左安打を放たれ出塁を許すと2番・福田周平(31)に送りバントを決められ1死二塁に。3番・太田椋(23)を投ゴロに打ち取るも2死三塁と走者を進めた。しかし迎えた4番・頓宮裕真(27)を遊ゴロに抑え得点を与えず。

その裏、オリックスの先発・エスピノーザ(26)に対し、先頭の蝦名達夫(26)は二飛、2番・オースティンは中飛と打ち取られ2死に。3番・牧秀悟(26)は四球を選び出塁するも4番・筒香嘉智(32)は大きな当たりも中飛に倒れた。

3回表、この回の先頭、1番・中川に四球を与えるとケイがけん制を悪送球。無死二塁と得点圏に走者を進めてしまった。さらに2番・福田に送りバントを決められ1死三塁とし3番・太田の遊ゴロの間に先制点を許した。

試合は中盤5回裏、2死走者無しから9番・ケイが四球で出塁すると続く1番・蝦名が左安打を放ち繋いだ。2死一、二塁で迎えた2番・オースティンにレフトへの適時打が飛び出し同点に追いついた。

ケイは6回1失点と力投。終盤に入った7回表からは2番手・ウィック(31)が登板し無失点に抑えた。
7回裏、オリックスの2番手・井口和朋(30)に対し、先頭の代打・梶原がレフトフェンス直撃の二塁打を放つと1番・蝦名は送りバントを決め1死三塁に。迎えた2番・オースティンは三ゴロもその間に梶原が本塁へ生還。勝ち越しに成功した。

1点リードで迎えた8回表は3番手・山﨑康晃(31)、4番手・坂本裕哉(26)が走者を背負いながらも無失点に凌いだ。

8回裏、オリックスの4番手・才木海翔に対し、先頭の6番・佐野恵太(29)が中安打で出塁し代走に桑原将志(30)が送られた。7番・山本祐大(25)が送りバントを決めると1死二塁に。8番・森敬斗(22)は右安打で繋ぎ一、三塁と追加点のチャンスを迎えた。続く9番・梶原の打球は二ゴロもその間に1点を加え3ー1とリードを広げた。

2点リードで迎えた9回裏は5番手。森原康平(32)が無失点に抑え試合終了。この試合でウィックが初勝利を挙げ、オリックスとのカード初戦を白星で飾った。

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