■FIVBバレーボールネーションズリーグ 男子予選ラウンド 第2週 日本3ー0イラン(4日、福岡・北九州)
世界のトップ16チームによるバレーボール最強国決定戦、ネーションズリーグの男子大会で日本代表(世界ランク4位)はイラン(同16位)と対戦。セットカウント3ー0(25-23、25-22、25-17)のストレート勝ちで通算4勝1敗とした。
スタメンは主将の石川祐希(28)、セッターに関田誠大(30)、山内晶大(30)、小野寺太志(28)、西田有志(24)、髙橋藍(22)、リベロは小川智大(27)が起用された。イタリアリーグのプレーオフに出場し、合流が遅れていた石川と髙橋藍は今大会初出場となった。
試合前にはキャプテンの石川が「福岡最初のラウンドなので勢いよく、イランも勢いがあると思うので、全員で戦っていきましょう」と声をかけた。日本は第1セット、髙橋藍が好レシーブから得点を奪うと、西田も連続ポイントと日本は両サイドから得点を重ねていった。終盤、23-22とイランに1点差と詰められたが最後は髙橋藍の連続得点で第1セットは25-23で日本が奪った。
第2セットは開始から長いラリーとなったが日本は石川がブロックで流れを作った。しかし、イランも粘りを見せて、日本についていった。終盤、18ー18の場面から日本は石川、髙橋藍、西田とイランのマークを上手くかわして4連続得点と突き放し、25ー22で第2セットも奪った。
第3セットは前回得点王の石川が序盤からバック、センターから得点を決めると、西田も好レシーブから得点を挙げるなど流れを作り、25ー17。セットカウント3-0のストレート勝ちでブラジルラウンドからの通算成績を4勝1敗とした。
今大会は、出場16か国が1週ごとに8チームずつ2組に分かれて各週4試合(計12試合)の予選ラウンドを戦い、上位8チームがトーナメント形式のファイナルラウンドに進出。パリ五輪出場を確定させている日本にとっては、大会の結果がパリ五輪の組み合わせに影響する重要な大会となる。日本は次戦5日に、世界ランク11位のドイツと対戦する。
※世界ランキングは試合前
【日本の得点(上位)】
石川 14点
髙橋藍 14点
西田 14点
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