三菱UFJ銀行は27日、国内の拠点にある社員食堂すべての廃食用油を再生航空燃料(SAF)に活用する取り組みを始めると発表した。廃油再生のレボインターナショナルが全国239カ所にある三菱UFJ銀行の支店などの社員食堂から揚げ物などに使った油を回収する。年間で2万2000㍑ほどの回収を見込むという。

レボインターナショナルや日揮ホールディングスなどが設立したサファイア・スカイ・エナジー(横浜市)がSAFの製造を担う。サファイアが堺市に建設中のSAF製造のプラントを活用する。同様の取り組みは金融業界で初めてという。

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