ビール大手のサッポロホールディングスは18日、時松浩常務グループ執行役員が社長に昇格する人事を発表した。2025年3月の株主総会を経て就任する。社長の交代は約8年ぶり。尾賀真城社長は、特別顧問に就任する。

時松新社長はサッポロビールの社長にも就く。ホールディングスとビールの社長を1人で担うのは初めて。サッポロビールの野瀬裕之社長は会長となる。

サッポロビールは「黒ラベル」の販売が好調で、10年間で20代の顧客数を6割近く増やしてきた。

時松新社長は「コアの酒類事業の成長を実現するために、グループの事業の枠を超えて、一体感を持って進めるということが最も重要なテーマ」と語った。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。