福岡と中国の西安を結ぶ長竜航空の国際線の運航が17日、始まりました。
新たに開設されたのは、福岡と中国中央部の西安を結ぶ路線です。
第1便が17日午後0時半ごろ、福岡空港に到着すると、空港の職員などが記念すべき最初の乗客を出迎えました。
西安は兵馬俑(へいばよう)など複数の世界遺産を有する人気の観光都市で、直行便の所要時間は2時間から3時間、片道の料金は約1万7000円から、174席の機体が週3往復、運航されます。
11月には中国が約4年ぶりに日本人の短期滞在ビザの免除を再開したことから、長竜航空は観光客だけでなくビジネス客の往来も期待しているということです。
福岡国際空港を発着する国際線は、今回の路線開設で24路線となります。
一方、福岡空港の外国人の入国者数が初めて年間300万人を突破しました。
11月末時点の速報値で約311万人となっています。
これまで外国人の年間入国者数は去年の267万7005人が最多でしたが、今年はこれを11月の時点で大きく上回った形で、毎月25万人から30万人のペースで推移しています。
韓国のほか、台湾から福岡にやって来る人が増えています。
円安が背景の1つと見られていて、この勢いはまだしばらく続くことになりそうです。
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