高松市のサンポート地区を中心とした港湾や臨海部の再整備について、経済団体の高松商工会議所は12月17日、香川県の池田知事に対し、街づくりの基本構想を策定することなどを提言しました。

高松商工会議所の綾田会頭らが県庁を訪れ、池田知事に提言書を手渡しました。

それによりますと、高松市のサンポート地区を中心に高松競輪場から高松市中央卸売市場までの東西に広がる港湾や臨海部の再整備について、県と高松市が中心となって街づくりの基本構想を策定するよう提言しています。また、行政と民間事業者が連携してハードとソフトを組み合わせたエリアマネジメントを行うことも求めています。

このほか、高松市中央卸売市場に海と魚のテーマパークをコンセプトとした複合施設や宿泊施設などを整備することなども併せて提言しています。

(高松商工会議所 綾田裕次郎会頭)
「(再整備の)事業主体が県・市・民間(と違う)。できるタイミングも違うので、全部できた時のことを考えて協力しあってほしい」

(香川県 池田豊人知事)
「新アリーナが開館したあと進めていく(再整備について)いくつかポイントがあるが、それに即した提言をもらったので二人三脚でまとめていきたい」

また17日は、経済団体の香川経済同友会も池田知事に対し、大規模災害が発生した際の復旧拠点について行政や民間が所有する土地や施設のリストアップなどを事前に行うよう提言しました。

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