G20(主要20カ国と地域)の財務相・中央銀行総裁会議がアメリカ・ワシントンで23日、2日間の日程で開幕しました。

初日は、主に国際開発金融機関の改革について、途上国支援のための融資強化などが議論されました。

2日目は、「先行きが不透明な世界経済をどう軟着陸させるか」について話し合われる予定です。

こうした中、為替で円安が進行していることについて加藤財務相は会議後、記者団に「政府としては投機的な動向も含め、為替市場と緊張感をさらに高め、注視してまいりたい」と述べました。

今回の会議で為替が議題になるかについては「きょう(初日)は私から議論していないし、あす(2日目)も議論にはならない」と述べました。

G20のあとにはG7(主要7カ国)の財務相・中央銀行総裁会議も開かれ、ウクライナ支援などが話し合われることになっています。

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