岩手県奥州市の小学校で農家の経営をゲーム形式で体験する特別授業が10月23日に開かれました。
この「JAバンクおかねの教室」はゲーム形式で農家の経営を通して、お金の使い方を考えてもらおうとJA江刺が県内で初めて開きました。
23日は奥州市の田原小学校の4年生10人が農家の立場で栽培する野菜を決め、経費と売り上げとの収支を計算しました。
特別授業の講師
「悪い虫がついたり、病気にならないようにするための農薬を買うか考えましょう」
児童たちは、お金を支払って農薬や農業用の機械を買うかどうか決めます。
すると野菜が病気になって収穫量が減るアクシデントが発生。
児童
「農薬を買ったので大丈夫でした」
一方で無農薬の野菜が人気になってお金が入るボーナスもあり、自らの判断で収支が変わることを体験していました。
児童
「お金を何に使うかとかよく考えて、大事に使わないといけないことが分かった」
この小学校では児童たちが田植えから稲刈りまでを体験していて、今回の授業を通して農業とお金の関わりも学んだようでした。
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