WRCラリージャパンでWRC2クラス優勝のニコライ・グリアジンが大黒PAに出没! 日本が誇る“スーパーカー“に試乗!「頭文字D」カラーでラリージャパンを沸かせた27歳が残した驚きのコメントとは?

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、西尾タクト

■憧れの大黒PAで『頭文字D』グッズを物色

S660モデューロXを試乗して日本がますます好きになったようだ

 ラリージャパンのWRC2クラスで快勝したニコライ・グリアジン選手が帰国前に首都高の大黒PAに立ち寄り、頭文字Dグッズを買うらしいという情報を入手。

 このチャンスを逃すな!と、グリアジン選手が一番驚きそうなクルマは何か?と頭をひねった結果、ここは軽自動車、しかもミドシップのあのクルマしかない! という結論となった。

 しかし、あのクルマは販売終了しているので、ホンダアクセスにお願いしてS660 モデューロXを借り、大黒PAに向かった。大黒PAに着くとすでにグリアジン選手は売店でプラモデルやキーホルダーを手に取っていた。なかでも気に入ったのはぬいぐるみのマスコットキーホルダーで、「見つけた!」とうれしそう。もちろん手にしているのは藤原拓海と高橋涼介だ。

 気分が盛り上がっているところですかさず、ちょっとすごいクルマを持ってきたから乗ってみませんか?と切り出した。グリアジン選手は何々、凄いクルマって?と時になる様子で駐車場に来てくれた。

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■なんだこの小さなスポーツカーは!? こんなクルマを作れる日本は凄い!

サイズの小ささとタルガトップにびっくり。右は奥様

 S660モデューロXの小ささに驚きを隠せない様子だが、さっそくオープンにして走り出す。この季節は夜になると気温がぐっと下がるものの、大黒PAの灯りが降り注いでいて気分は悪くないはず。右ハンドルの軽自動車に乗るのはもちろん初めてだろうが、すぐに乗れてしまうところがトップドライバーの凄さ! 気になるその印象を聞くと、

「もっとピーキーなクルマかと思ったけれど、バランスがよくてすごく乗りやすかった。アイポイントが低く、後ろにエンジンがあるので興奮したよ。タルガトップのミッドシップなんて信じられない。こんなクルマを作ることができる日本をますます好きになったよ」と楽しそうに話してくれた。さらに、

「湾岸ミッドナイトに出てくるベイブリッジを走ることができて今日は興奮したよ。ラリージャパンの優勝とともにとてもいい思い出になった。新井大輝選手とは仲良しで、グンマを走らないかと誘われているんだ。来年ぜひ実現したいと思っているんだ」と教えてくれた。

「グンマの渋川松井田線をファンと一緒に走ったあと、群馬サイクルスポーツセンターでニコライ・グリアジンvs新井大輝なんて対決が見られたらたまらないな」と話すと、「それは素晴らしいアイデアだ!」だって。

 来シーズンのグリアジン選手の活躍と来日に期待しよう。

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