大相撲夏場所は昨日、千秋楽の取り組みが行われ、津幡町出身の新小結、大の里が12勝3敗で初優勝を決めました。
勝てば優勝の大の里、相手は前日、大関・琴櫻(ことざくら)を破って勢いのある阿炎(あび)です。阿炎の突きをものともせず一気に押し出して優勝を決めました。初土俵から7場所での優勝は史上最速、県勢力士の幕内優勝は99年名古屋場所の出島(でじま)以来です。
大の里:
「15日間長かったですけど、優勝できて良かったです親方の言うこと守って稽古に精進して上へ上へと頑張りたいなと思います。」
地元津幡町では、大の里の優勝を見届けようとおよそ200人以上が集まりました。
取り組みを終えた大の里は、石川県民に向けてメッセージも送りました。
大の里:
「石川県の皆さん今場所は15日間応援ありがとうございました。優勝という形で追われて良かったです。来場所も頑張りますので応援よろしくおねがいします。」
リポート:
「大の里関の優勝から一夜明け…一夜明け会見に臨んだ大の里は次の名古屋場所に向け意欲を見せていました。」
大の里:
「まだ上に番付があるわけなので、もちろん優勝はうれしいですけど最終的な目標はここじゃないと思っているので、これからまたさらに上へ上へと駆け上がりたいなと思います。名古屋場所は石川県が近い分、たくさんの方が応援に来てくれると思うのでまたいい姿を届けられればいいかなと思います。」
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