■MLB ツインズ 3-2 ドジャース(日本時間11日、ミネソタ州ミネアポリス・ターゲット・フィールド )

ドジャース・大谷翔平(29)が11日(日本時間)、敵地でのツインズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。試合前には約18mほどの距離で約13分間で50球を投げた。投球動作を注意深く確認しており、時折メカニックに問題があると表情が曇ったり、修正する動作をおこなったりと喜怒哀楽を出しながら練習を行っていた。

試合では5回の第3打席でライト前へヒットを放ち、7試合連続安打をマーク。メモリアルでもある日米1000安打まであと「2本」に迫った。

そして、2対3と1点ビハインドの7回、2死一塁、1塁走者は大谷。ここで3番・F.フリーマン(34)がライト線へツーベース。1塁走者の大谷は躊躇なく3塁を回りホームへ。ツインズも強肩のショート・C.コレア(29)が中継に入るコンビネーションを見せて、際どいクロスプレーとなったがセーフの判定。しかし、ツインズベンチがチャレンジを要求し、ビデオ判定の結果、アウトと覆った。

試合後、ドジャースのD.ロバーツ監督(51)は「ショウヘイでなければ回さなかったし、足の速さを加味したと思う。素晴らしいプレーだった。彼は盗塁に関してももっと走るようになるだろうが、2アウトの状況であればあの場面ではいかせなければいけない」と大谷の走力、試合状況を考えても行くべきとの見解を示した。

2023年WBCでアメリカ代表でも三塁コーチを担当、大谷を回したD.エベル三塁コーチは「試合の状況と2アウトということを踏まえると、僕は正しいプレーだと思った」と話した。

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