■セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京 前日会見(18日、東京・国立競技場)

明日開催される「セイコーゴールデングランプリ(GGP)陸上2024東京」の前日会見が18日、決戦の地である国立競技場内で行われた。

女子やり投でパリ五輪代表に内定している北口榛花(26、JAL)は「今シーズンに入ってまだ自分の身体が満足に動いてる状態で試合に臨めていない。明日はある程度身体が動く状態で試合に臨めたらいいなと思っています。勝負もすごく大事ですけど、自分の今のコンディションをチェックできる試合にしたいなと思います」と話した。

北口は昨年の世界陸上ブダペストで金メダルに輝き、パリ五輪代表に内定。今年は4月27日のダイヤモンドリーグ(DL)蘇州で優勝し、5月5日の水戸招待でも優勝と、好調に見えた北口だったが「水戸招待からはとにかくコンディショニング重視で自分の動かしやすい身体に少しでも近づけるように努力してきました。思ったようにトレーニングできなかったかもしれないんですけど、水戸よりは少しいい状態には持ってこれてるかなっていう実感はあります」と胸の内を明かした。

今夏のパリ五輪で金メダルを目指す北口。世界陸連がパリ五輪の金メダリストに5万ドルの賞金を与えることについて聞かれると「私自身はその報道についてあまり気にしていなくて、メダルを持って帰ることを目標にしているので、最終的に順位がつくので、その中で何かもらえたらいいなぐらいに思っています」とトレードマークの笑顔を見せた。

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