■セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京 前日会見(18日、東京・国立競技場)
明日開催される「セイコーゴールデングランプリ(GGP)陸上2024東京」の前日会見が18日、決戦の地である国立競技場内で行われた。
7年ぶりに今大会男子100mに出場するサニブラウン アブデル ハキーム(25、東レ)は「いつも通り自分のやるべきことをやって走るだけかなと思います」と会見冒頭で話した。
23年8月の世界陸上ブダペストでは準決勝で9秒97をマークし、決勝で6位入賞を果たしたサニブラウン。参加標準記録の10秒00を突破すればパリ五輪代表に内定する。サニブラウンは「走りに関してはいつも練習でやっている通り、しっかりイメージして走れればなと思っています。タイムは予選からしっかり標準記録を切るぐらい出していければなと思っています」と、今大会でのパリ五輪内定を目指すと話した。
9秒台は出そうかという質問に対しては「気づいたら出てるかなという感じでやってきてるんで、明日出せたらいいなくらいの感じであまり気負わず行こうかなと思っています」と笑顔を見せた。
今季は3月にアメリカで行われた大会(ハリケーン大学招待)で、参加標準記録に迫る10秒02(+0.5)をマーク。4月14日のトム・ジョーンズ招待では10秒04(+1.7)を出し、2戦続けて10秒0台と好調をキープ。2週間後の「イーストコーストリレー」では10秒15(+0.9)だった。19日のレースは今季4戦目となる。
男子100mには、世界陸上ブダペストに出場した坂井隆一郎(26、大阪ガス)、栁田大輝(20、東洋大)も出場する。今季10秒02をマークしており、同タイムをマークしているサニブラウンとの対決に注目が集まる栁田は「標準記録は意識しつつ、でも意識しすぎると硬くなるので、自分の走りがしっかりできれば、標準記録も見えてくると思う」と意気込んだ。
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