■マスターズ2024 第1日（日本時間12～13日、米・ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC 7555ヤード・パー72）

マスターズ初出場の久常涼（21）は2バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの12オーバーで予選落ちとなった。

6オーバー、暫定85位からスタートした久常は、1番でバーディを奪う。しかし、3番から3連続ボギーを叩くなど前半だけでスコアを2つ落とし8オーバーで後半へ入った。11番では2日続けてセカンドショットを池に入れてしまいダブルボギー、13番でもボギーと、アーメンコーナーの洗礼を受けた久常。16番でもボギーを叩き、トータル12オーバーで予選落ち。初めてのオーガスタは21歳の久常にとって、ほろ苦いものとなった。

ホールアウト後、久常は「今日はホントにしっかりと伸ばさないといけない状況だったので、いいスタートが出来たんですけど今日も同じようにそこから崩してしまって、なかなかいいプレー出来なかった」と初出場のマスターズを振り返った。

初日は10m、2日目も7m近い風が吹く中でのラウンドに関して「この2日間、風のジャッジが難しくて、ピンに絡むショットが少なかった。その辺がやっぱり難しかったというか、このスコアになっちゃったのかなと思います」と唇を噛んだ久常。それでも「2日間楽しむことが出来たので、また来年必ず戻ってこられるように頑張りたいです」と前を向いた。

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