岡慎之助のあん馬=高崎アリーナ(福島範和撮影)

体操のパリ五輪代表2次選考会を兼ねる個人総合の全日本選手権第2日は12日、群馬県の高崎アリーナで男子予選が行われ、既に代表に決まっている橋本大輝(セントラルスポーツ)が6種目合計88・199点の首位で4連覇に前進した。2019年世界ジュニア選手権覇者で20歳の岡慎之助(徳洲会)が2・033点差の2位。

萱和磨が3位、土井陵輔(ともにセントラルスポーツ)が4位につけた。昨年の全国高校総体を制した角皆友晴(千葉・市船橋高)が6位と健闘し、16年リオデジャネイロ五輪団体総合金メダルの田中佑典(田中ク)が7位、三輪哲平が9位。千葉健太は35位、谷川翔(以上セントラルスポーツ)は50位で、ともに14日の決勝進出を逃した。

残り4枠の代表は、全日本の得点を持ち点に争う5月のNHK杯で決定。個人総合とチーム貢献度で各2人が選ばれる。

橋本大輝の平行棒 =高崎アリーナ(福島範和撮影)

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