■トランポリン グランド チャンピオンシップ(12日、群馬県・ヤマト市民体育館前橋)

パリ五輪の代表選考を兼ねたトランポリン グランド チャンピオンシップで優勝し、2大会連続となる五輪出場を決めた森ひかる(24、TOKIOインカラミ)が喜びを語った。

「代表に決まったことをすごくうれしく思います。多くの人の前で演技をすることも楽しめました」 

森は2019年の世界選手権で、個人競技では日本勢として初の金メダルを獲得。しかし2021年の東京五輪では、まさかの予選敗退となった。それでも翌年再び世界女王に返り咲き、今夏のパリ五輪でのリベンジに燃えている。

2度目の出場となる五輪に向けて「自分の気持ちに正直に今できることを一生懸命やってきました。これからも楽しんでいけるように頑張りたい」と話した森。

情熱をかけて取り組んできたトランポリンについて「他の大会でも多くの方の前で演技したいので、他の大会も応援してください。私たちだけでなく皆さんでトランポリンを盛り上げていきたいです」と普及への思いも語った。

男子代表には20歳の西岡隆成(近畿大学)が決まった。西岡は今大会で3位だったが、23年11月の世界選手権で銅メダルを獲得し、国に与えられるパリ五輪の出場枠を獲得。日本に五輪枠をもたらした選手に与えられるアドバンテージが適用された。西岡は初の五輪出場となる。

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