■第11回木南道孝記念陸上競技大会(12日、大阪・ヤンマースタジアム長居)

女子100mで君嶋愛梨沙(28、土木管理総合)が11秒63で2位となった。

スタートから飛び出した君嶋はトップに立つが、後半が伸びず50mを過ぎた辺りでオーストラリアのハリス・ジョージアにかわされ、2位でフィニッシュ。タイムは11秒63だった。

君嶋は、女子100mで2022年から日本選手権連覇、世界陸上にもオレゴン、ブダペストと2大会連続出場し、パリで初の五輪出場を目指している。5月初旬に行われた世界リレーは怪我で欠場していた。

「大きな怪我なくできたので良かったと思います」とレースを振り返った君嶋。6月下旬にはパリ五輪出場を左右する日本選手権が控えている。「(女子100mは)3連覇がかかっているし、オリンピックの参加標準記録の11秒07もあるので、あとひと月ちょっとしかないし厳しいと思うけど、それまで頑張っていきたい」と意気込んだ。

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