5月5日、広島ドラゴンフライズのチームキャプテンを務める 朝山正悟 が、引退セレモニーを行い、現役生活20年を終えることとなった。その翌6日、RCCラジオの特別番組「マリモ プレゼンツ 朝山正悟 20年の轍(わだち)」に生出演。
番組終盤、サプライズゲストでゲームキャプテンの 寺嶋良 が登場。寺嶋良の姿を見て、「なんだよー、(寺嶋)良かよー」と驚きと安どの混ざった表情を浮かべた朝山正悟は「ようやくホームに帰ってきた感じがしたよ。さらに大御所が出てきたらどうしようかと思ったよ」とスタジオを和ませた。
寺嶋との関係について聞かれた朝山は「2人でよくお風呂にも行きますよ」と答え、寺嶋は「バスケの話や、幸せって何ですかっていうような話とかします。すると、それ以上の答えを朝山さんは出してくれるんです。まるで本を読んでいるのと一緒」と返した。
続けて、寺嶋は「引退すると知ってからは少しでもたくさんいろいろ聞いて、一つも取りこぼさないようにしようと思っている」とも語った。
最近では大阪での試合後、誰もいないホテルロビーのソファーで夜の11時から語り合ったという。その時のことを寺嶋は「ぼくがけがをした後で。全部見透かされていて、けがのあとなので、いろんな感情が交じっていたんだけど、朝山さんと話していると隠せなかった」と打ち明けた。
朝山は、自身のけがを乗り越えた経験から「けがを乗り越える、今後の糧にする、そうすることは大変だし、すぐそういう気持ちにはなかなかなれない。つらい時期は必ず来る。そろそろ、その時期なのかなと思って声をかけた」と当時のことを明かした。
チームキャプテン・朝山正悟とゲームキャプテン・寺嶋良。“ミスタードラゴンフライズ” の魂は、深い絆で結ばれた2人の間で引き継がれることだろう。
この番組は、13日までradikoタイムフリーで聞くことができる。
マリモpresents 朝山正悟 20年の轍 | RCCラジオ | 2024/05/06/月 12:00-14:00
朝山正悟の足跡は、「轍学(てつがく)朝山正悟 人生のルールブック」(坂上俊次著・ベースボール・マガジン社刊)にも記されている。
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