バレーボール女子日本代表の石川真佑(23)が日本時間11日に、来季からイタリア・セリエAのイゴール・ゴルゴンゾーラ・ノヴァーラへ加入するとチームの公式サイトで発表された。契約は2年で2026年の6月まで。

チームのホームページでは今年最初の加入選手と紹介され、エンリコ・マルキオーニGMは「チームにバランスと安定性を与えるのに最適な選手であると強く信じています。マユは真面目で几帳面な女の子で、決意と熱意を周囲に伝えることができる努力家です。これらすべてが彼女を、議論の余地のない技術スキルと合わせて、将来有望な選手」と期待度が高い。

石川は昨年、4年間所属していた東レアローズを退団した石川は、さらなるレベルアップを求めて10月、イタリア・セリアAのイル・ビゾンテ・フィレンツェに移籍。身長174センチとリーグでは小柄ながらも開幕戦から躍動し、開幕から4戦連続でチーム最多得点をマークする活躍を見せた。

チームはレギュラーシーズン10位に終わり、プレーオフに出場することはできなかったが、石川は25試合に出場し、341得点でチーム2位の得点を挙げる活躍で1年目からチームに欠かせない存在となった。

移籍が決まったノヴァーラはレギュラーシーズン4位、プレーオフはベスト4。さらにCEV Challenge Cupでは優勝と強豪チーム。

石川は今夏のパリ五輪出場権獲得を目指し、ネーションズリーグ(16日初戦、トルコ)に参戦するため現地で調整中。

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