今年7月に開幕するパリオリンピックの水球日本代表に棚村克行選手などブルボンウォーターポロクラブ柏崎所属の選手3人が選ばれ、5月10日、オリンピックに向けて意気込みを語りました。
【棚村克行 選手】
「リオオリンピック、東京オリンピックとオリンピックに出場したが、なかなかいい結果を残せなかったので、今回のパリオリンピックでは決勝リーグに進んで、少しでもいい結果を残せるように頑張っていきたいと思う」
10日に開かれた会見でパリオリンピックでの活躍を誓ったのは、3大会連続で日本代表に選出されたブルボンウォーターポロクラブ柏崎の棚村克行選手です。
また、代表には現在、海外のチームにレンタル移籍している稲場悠介選手と新田一景選手も選ばれ、稲場選手はオンラインで会見に参加しました。
【稲場悠介 選手】
「オリンピックでまた戦えるということで、自分の中ですごく燃えた気持ちがあった。また、そのオリンピックで結果を絶対残したいという気持ちが強くなった」
前回の東京オリンピックではエースとしてチームトップの14得点を挙げ、37年ぶりの勝利に貢献した稲場選手。
水球の強豪・イタリアでプレーした経験を活かして、オリンピックの舞台でも得点の量産を狙います。
【稲場悠介 選手】
「このパリオリンピックでは、もちろん自分が得点を量産して勝利したいというのもあるし、個人として得点王だったり、ベスト7だったりという賞を狙っていきたいなと」
超攻撃的な水球を展開する日本代表。その攻撃の起点となるゴールキーパーの棚村選手は…
【棚村克行 選手】
「1本でも多くのシュートを止めてチームが勝つことに貢献できたらなと思っている」
3回目のオリンピック出場となるベテランの棚村選手。
去年10月のアジア大会で日本が53年ぶりに優勝するなど日本水球界のレベルアップを肌で感じていると話します。
【棚村克行 選手】
「選手としても、日本水球界としても、今度はオリンピックで決勝リーグに行くとか、メダルを狙うというような意識に変わってきているので、今のその積み重ねが次の大会では今まで以上の成果を出してくれると思っている」
パリで決勝リーグ進出へ!
棚村選手は5月下旬から日本代表に合流するほか、稲場選手と新田選手は6月上旬に帰国し、代表に合流する予定です。
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