明治安田Jリーグは早くもシーズンの3分の1を消化しました。愛媛、今治ともに上位に肉薄していて、さらなる順位アップに期待が高まります。10日時点の状況です。
3年ぶりにJ2に復帰した愛媛FC。10日時点までの14試合で5勝5分け4敗と白星が1つ先行しています。順位は10位ながら3位の横浜FCとの勝ち点の差はわずかに4。勝利で勝ち点3を取れば順位が大きく変わります。
石丸監督が掲げるのは全員が足を止めないノンストップフットボール。18得点のうちFW以外の選手が13得点するなど、攻撃ではゴール前に迫る人数を増やす取り組みが成果になろうとしています。また相手のシュートを止めるブロックの数は1試合平均25回を超えリーグナンバーワン。文字通り体を張った守備が光ります。
この一方で試合終了間際の失点で惜しい勝ち点を逃したゲームもあり、今後は終盤の試合運びにも注目です。
J3のFC今治は今年こそJ2昇格を成し遂げたいシーズン、元日本代表の服部新監督のもと開幕4連勝と絶好のスタートを切りました。しかしその後の9試合で2勝2分け5敗、10日までの試合で3連敗中と波に乗れず順位は6位です。
今治の特徴はシュートの多さ。シュート数リーグナンバーワンのエース・マルクスヴィニシウスを筆頭に13試合で178本のリーグ2位。再三、相手ゴールを脅かしているものの得点は9位タイと伸び悩んでいます。このシュートをゴールに結びつけるための決定力がカギを握ります。
服部監督:
「いろんな選手が試合に絡んで層が厚くなったのはポジティブなところ。課題は失点が少し多いのでしっかり減らしたい。あと得点も取れていない両方ですね。上向きの調子ではない。今ここできっかけをつかんで上向きの形を作っていきたい」
上位2クラブがJ2に自動昇格し3位から6位までが昇格プレーオフに進みますが2位・沼津との勝ち点差はわずかに1悲願達成のため連敗脱出、勝ち点3が求められます。
愛媛の次節は12日(日)にアウェーで大分トリニータと対戦。今治は18日(土)にホームで福島ユナイテッドFCと対戦します。また12日(日)はサッカー天皇杯の愛媛県代表決定戦の決勝戦が行われ、今治と四国リーグのレベニロッソNCが対戦します。
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