■プロ野球 中日 1-2 DeNA(30日・バンテリンドーム)
DeNAは中日に勝利し連敗を脱出。試合は1回、2死二塁から4番・牧秀悟(26)にピッチャー強襲の適時打が飛び出し1点を先制した。中盤5回にも連打から追加点をもぎ取ると2ー1に。先発・中川颯(25)は今季2度目の先発登板。7回途中を4安打1失点に抑え、打線を援護するとプロ初勝利を飾った。
前日の試合では今季ワーストタイのチーム11失点を喫し大敗。この試合のスタメンには宮﨑敏郎(35)がベンチに。サードを守るのは石上泰輝(22)、打順は2番に蝦名達夫(26)、6番に度会隆輝(21)が起用された。
1回、DeNAは中日の先発・小笠原慎之介(26)に対し、先頭の桑原将志(30)は遊直。2番・蝦名は三塁を守るカリステ(32)のファンブルにより出塁。3番・佐野恵太(29)の打席で蝦名は盗塁を決め一打先制の好機を迎えた。佐野は一直に抑えられ2死となったが続く4番・牧秀悟(26)の打球はピッチャー強襲の内野安打に。1点を先制した。さらに5番・大和(36)は右安打を放ち2死一、二塁と追加点のチャンスを作ったが6番・度会は一ゴロに打ち取られ1得点で初回を終えた。
その裏、中川の立ち上がりは中日の先頭・岡林勇希(22)、2番・山本泰寛(30)を二者連続で一ゴロに打ち取ると3番・カリステ(32)を空振り三振に。三者凡退に抑えた。
ここまで無失点の好投を披露している先発・中川を援護したい打線は5回表、この回の先頭・桑原が中安打を放ち出塁すると続く2番・蝦名にも左安打が飛び出し無死一、三塁と追加点のチャンスを迎えた。3番・佐野の打球は二ゴロの併殺打に。その間に三塁走者の桑原は本塁に帰り、2点目を加えた。
6回裏には1死二、三塁と得点圏に走者を背負う展開も代打・大島洋平(38)を投ゴロ、3番・カリステを遊ゴロに打ち取りピンチも落ち着いて無失点に抑えた。
しかし7回裏、先頭の4番・中田翔(35)、5番・細川成也(25)に連続で右安打を放たれ走者を背負った。2番手・伊勢大夢(26)に代わりその後2死を奪うも8番・村松開人(23)にライトへの適時打を浴び、1点差に詰め寄られた。中川は7回途中を投げ抜き4安打4三振1失点と試合を作った。
8回からは山﨑康晃(31)がマウンドに上がると2三振を奪う好リリーフ。9回は森原康平(32)が4番・中田から始まる打線を無失点に抑え、1点差のまま逃げ切った。
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