■アメリカンフットボール 全日本大学選手権決勝 立命館大学 45ー35 法政大学(15日、甲子園球場)
アメリカンフットボールの大学日本一決定戦「甲子園ボウル」が行われ、立命館大学(関西1位)が法政大学(関東1位)を45ー35で破り、9年ぶり9度目の優勝を飾った。
法政は昨季まで甲子園ボウルを6連覇していた関西学院大(関西2位)を準決勝で破り勢いに乗る。一方、過去の対戦成績は立命館が5勝1敗と大きくリード。
関東1位、関西1位の戦いとなった決勝戦。立命館は最初の攻撃で主将の山嵜大央(4年)が相手のタックルをかわし、60mを独走しタッチダウン。開始30秒足らずで立命館が先制に成功する。10分過ぎにもタッチダウンを奪った立命館だったが、終了間際に法政にタッチダウンを許し、14-7で、第1Qを終えた。
第2Qは序盤でタッチダウンを取り合うと、立命館はフィールドゴールを決め24-14とリード、さらに鋭いパスから、WR木下亮介(3年)が相手をかわして、右サイドを走りタッチダウンに成功、31-14と大きくリードする。しかし終了間際、法政のロングパスからのタッチダウンで、31-21と10点差で後半へ入った。
第3Q、立命館はRB蓑部雄望(2年)と山嵜のランプレーで自陣から相手陣内に攻め入り、最後はタッチダウンパス。38-21とリードを広げる。しかし終盤に法政にタッチダウンを許し、38-28と10点差で最終第4Qに突入した。
第4Qは、残り7分を切った所で法政にタッチダウンを許し、38-35と3点差に詰め寄られた立命館。しかし、その直後に、ボールを持ったWR仙石大(3年)が30ヤード近くを走りタッチダウンを奪い、追いすがる法政を振り切った。
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