■MLB ブルージェイズ 2ー4 ドジャース(日本時間28日 カナダ・トロント、ロジャース・センター)

ドジャース・大谷翔平(29)が28日(日本時間)、敵地でのブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発出場し、5打数1安打1打点で打率は.347。2試合連続ヒット、2試合連続打点をマークした。

前日27日(同)にロバーツ監督のドジャースでの日本生まれ最多本塁打記録に並んだ大谷はブルージェイズ先発の菊池雄星(32)と今季初対決。メジャー通算で20打数6安打、打率.300、3本塁打と相性のいい相手。

1回の第1打席、無死三塁で今季初となる花巻東の先輩後輩対決、1球目は153キロのストレートを見逃し、2球目は158キロのストレートを空振りと真っ直ぐの力勝負で追い込まれた。カウント1-2からの5球目、157キロのストレートでセカンドゴロ。3塁走者を帰せなかった。しかし、3番・F.フリーマン(34)が犠牲フライで先制点を奪った。

2回、2死一、三塁で菊池と2度目の対決。ドジャースチャンスの場面では大ブーイングで打席へ。この打席も2球で2ストライクと追い込まれたが、菊池のスライダーが決まらず、カウント2-2からの5球目、158キロのストレートを完璧に弾き返し、自己最速となる打球速度191.8キロのライト前タイムリー、2試合連続安打、2試合連続打点をマークした。

4回、1死一塁で迎えた第3打席、菊池にスライダーを中心に組み立てられ、カウント2-2と追い込まれ、最後は内角低めのカーブに空振り三振に倒れた。

7回、第4打席はブルージェイズ2人目G.カブレラ(27)の内角低めのカットボールに詰まらされてセカンドゴロ。しかし、セカンドのC.ビジオ(29)がファンブルしてエラーで出塁。続く3番・フリーマンがレフト前へヒットを放ち、ドジャースは先発全員安打を達成した。

4対1とリードした9回、第5打席、ブルージェイズ4人目J.ロマーノ(30)と対戦。4球連続スライダーでカウント3-1と打者有利になると、5球目もスライダー。逆方向へしっかりと弾き返したが打球角度が34度、やや上がりすぎてひと伸び足りずにレフトフライに打ち取られた。大谷は5打数1安打1打点で打率は.347。2試合連続ヒット、2試合連続打点をマークした。

先発のT.グラスノー(30)が6回0/3で9奪三振、リーグトップの5勝目。チームも6連勝で貯金を7に伸ばした。

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