陸上の世界トップ選手が集うダイヤモンドリーグの第2戦が27日に中国・蘇州で行われ、世界女王の北口榛花(26、JAL)が62m97で優勝。ダイヤモンドリーグで7勝目(ファイナル含む)をあげた。

昨年の世界陸上ブダペスト・女子やり投で優勝した北口の今季初戦。1投目は6位スタートとなる55m97。2投目に56m43、3投目は58m93と順調に距離を伸ばしたが、4投目は56m57とした。すると5投目で61m44のビッグスローで一気に2位に浮上。そして最終6投目、観客に手拍子を求め、投じた槍はトップのM.リトル(27、オーストラリア)がマークした62m12越える62m97。最終6投目で強さを見せた北口は飛び跳ねながら、優勝を喜んだ。これでダイヤモンドリーグは、昨年のファイナルを含め7勝目となった。

また先週の廈門大会(中国)でパリ五輪参加標準記録をクリアした110mH泉谷駿介(24、住友電工)は後半にバランスを崩し13秒23で2位。男子100mに出場した桐生祥秀(28、日本生命)は10秒37(-0.1)のシーズンベストで8位に入った。

走高跳では世界陸上オレゴン入賞の真野友博(27、九電工)はシーズンベストの2m27に挑んだが、3回の跳躍は失敗し記録は2m24で7位となった。急遽出場がきまった女子400mには久保山晴菜(27、今村病院)がダイヤモンドリーグ初参戦で54秒47で8位。

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