■ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 スーパーラウンド 日本 9ー6 ベネズエラ(22日 東京ドーム)
日本がベネズエラに勝利し今大会無傷の7連勝、国際大会は19年プレミア12のメキシコ戦から26連勝となった。これでスーパーラウンド2勝0敗となり、19年の第2回大会に続き2大会連続の決勝進出に大きく前進した。
試合は3-5と2点を追う6回に、坂倉(広島)のソロ、押し出し四球で同点に追いつくと、6番・牧(DeNA)がレフトスタンドへ、打った瞬間確信の決勝グランドスラムを放ち、一挙6得点で試合を決めた。
オープニングラウンドを5戦全勝、前日のスーパーラウンド初戦ではアメリカに大勝し無傷の6連勝と波に乗る侍ジャパン。スーパーラウンドではグループA上位2チームの1位・ベネズエラ、2位・アメリカとグループB上位2チームの1位・日本、2位・台湾が総当たりで3試合ずつ戦い上位2チームが24日(日)の決勝に進出する。
先発の才木(阪神)は16日・台湾戦(台北ドーム)で先発し5回⅔を3安打、2四球、5奪三振の無失点で勝ち投手。中5日での登板。
立ち上がりは3つのアウト全てを三振で奪った。
スタメンは1番レフト・桑原(DeNA)、2番セカンド・小園(広島)、3番センター・辰己(楽天)、4番ライト・森下(阪神)、5番サード・栗原(ソフトバンク)、6番ファースト・牧(DeNA)、7番ショート・源田(西武)、8番DH・佐野(DeNA)、9番キャッチャー・坂倉(広島)のオーダーを組んだ。
相手先発のR.ピントは今大会、メキシコ、オランダ戦で先発し、ともに5回を無失点に抑え勝利投手となっている。初回から日本打線がつながった。小園が前日から4打席連続安打となる二塁打、辰己も逆方向、レフトフェンス直撃の適時二塁打で先制。さらに森下の中前適時打、満塁から源田の併殺崩れの間にも加点し3-0。
しかし才木は直後の2回表に、先頭打者に四球を与えると、7番・A.レイエスにバックスクリーン左への特大2ランを浴び3-2と1点差に迫られる。それでも1番から始まる3回を無失点に抑えると、4回、5回と連続で三者凡退に封じ、5回88球、2安打2四死球、5奪三振、2失点で降板した。
一方の打線は初回1死から登板、巨人で2年間プレーした2番手・Y.メンデスに対し、3回に満塁の好機を作りながらも追加点を奪えず。
すると6回から登板の2番手・井上(巨人)が4番・C.E.ペレスにレフトスタンドへ逆転の3号2ランを浴び3-4。さらに2死一、二塁から8番・F.アルシアにも右前適時打を浴び3-5と今大会初めて2点ビハインドに。
それでも直後の6回裏に、1死から坂倉が右中間スタンドへソロ本塁打を放ち4-5と1点差に迫ると、2死走者なしから2つの四球と辰己の安打で2死満塁。栗原が押し出し四球を選び同点に追いつくと、続く牧が2球目のスライダーを強振し、打球はレフトスタンド中段へ。打った瞬間確信の勝ち越し満塁弾で9-5。この回一挙6得点で逆転に成功。
7回は3番手・鈴木昭(ロッテ)が2本の安打を浴び、2死一、二塁から4番手・清水(中日)が4番・C.E.ペレスを三ゴロに退けた。8回は5番手・藤平(楽天)が2つの三振を奪い三者凡退、9回は守護神・大勢(巨人)が中5日で登板し、リードを守り切り逃げ切った。
【スーパーラウンド 決勝・3位決定戦】
11月21日(木) 日本 9ー1 アメリカ(グループA2位) @東京ドーム
11月22日(金) 日本 9ー6 ベネズエラ(グループA1位) @東京ドーム
11月23日(土) 日本ー台湾(グループB2位) @東京ドーム
11月24日(日) 決勝または3位決定戦 @東京ドーム
※決勝(スーパーラウンド1位、2位)、3位決定戦(スーパーラウンド3位、4位)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。